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黄色い目の魚―佐藤多佳子 

黄色い目の魚黄色い目の魚
(2002/10)
佐藤 多佳子

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学生の頃、年上の女性に「恋愛は学生時代に満喫していた方がいいよ。社会人になったら『好き』って気持ちだけで付き合えないからね」と言われたことがあります。
自分が社会に出ると、それは恋愛に限らないと知りました。
恋愛だけでなく、人付き合いには少なからず打算や計算が付きまといます。
ただ、その人に惹かれ、好きになり、一緒にいるようになる人間関係は学生の、特に高校の時代の特権なのかもしれません。


主人公のみのりと悟は、絵で繋がっています。
悟はみのりをずっと書き続けるのですが、それは周りが騒ぐような色恋のせいではなく、その在り様を絵に書き表したいという欲求のためです。
悟はただ、みのりの姿をじっとまっすぐみつめ、描き続け、そしてみのりはそんな悟を見守ります。
そんな二人にはつまらない打算や計算などは無く、お互いと絵があるだけです。

この二人の対称かのように、恐らく多くのしがらみや過去に縛られた大人の男女も出てきます。
まっすぐにお互いをみつめる二人と、身動きの取れない彼らを並べてみると、大人たちの関係がひどく遠回りな、臆病なものだと感じられます。


主人公二人の、小学生から高校生までを描いたこの作品には、その時々の感情を思い起こさせられました。
あの頃のキリキリした感情を我が事のように思い出せる私は、三十路になってもまだまだ大人になれないお子様のようです(笑)



黄色い目の魚 (新潮文庫)黄色い目の魚 (新潮文庫)
(2005/10)
佐藤 多佳子

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一瞬の風になれ―佐藤 多佳子 

一瞬の風になれ(全3巻セット)一瞬の風になれ(全3巻セット)
(2007/06)
佐藤 多佳子

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長距離の「風が強く吹いている」を読んだので、やはり短距離も読まねば片手落ちだろう、と借りてまいりました。(何か間違っているような)

「風が強く吹いている」では、『青春小説』というジャンルに薄っすら疑問を感じましたが、「一瞬の風になれ」は紛う方なく『青春小説』です。

私は小説を読んでいる時、なぜかゴクゴクと水を飲んでいるイメージがあり、面白い本を読み終わると『あー、美味しかった!』と思わず言ってしまいます。

この本を飲み物で例えるなら「ビタミンウォーター」です!
すごく爽やかで体中にビタミンCが行き渡るような、とてもスッキリした気分になりました。

主人公の新二がまた良い奴なんですよjumee☆faceA114
まっすぐで、真面目で、純情で、しかも鈍い(重要)。そんな彼がとても魅力的に描かれており、すれて捻くれてしまった私でさえ新二の物語に涙し、のめり込んでしまいました。

ところが、終章を読み、
『えぇ! ここで終わっちゃうの?!Σ(゚口゚; )』
と激しいショックを受けました。
恋愛大好きな私としては、「アレ」の続きが気になるんですよ!
そりゃあ結末予想つくけどさ、色恋沙汰はハッキリしときたい人間なんですよ。


大学生の新二も読みたい・・・、切実に願いながら本を閉じました。


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