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オチケン!-大倉 崇裕 

オチケン!―Rakugo Club The Key to Solving Mysteries (ミステリーYA!)オチケン!―Rakugo Club The Key to Solving Mysteries (ミステリーYA!)
(2007/10)
大倉 崇裕

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大学入学早々、名前が越智健一(オチ ケンイチ)だという理由だけで、廃部寸前の落語研究会、通称「落研(オチケン)」に入れられた越智は、タイムマシーンに乗ってやり直したいほど入部を後悔していた。
そんな中、金庫に入れていたはずの部室の使用申請書が消え失せた。それが無いと、落研は部室を出て行かなければならない。
犯人を捜すため、なぜか越智が捜査する破目になるのだが・・・。


落語研究会による、落語がネタになったミステリなのですが、作者の落語への愛に溢れた一冊になっています。
この本の中で古典落語のあらすじが幾つも紹介されています。「寿限無」「時そば」「長屋の花見」「胴乱の幸助」などなど。しかも、巻末には著者が理論社のウェブサイトで連載していた落語のエッセイ付き!
落語の入門書な感があります。

ミステリとしてはちょっと弱いかなぁと思いますが、探偵役の形式が面白いです。
落研の部員は他に、天才的な落語の才能を持つ(らしい)、飄々とした岸と、爽やかな青年なのに、なんだか胡散臭い中村がいるのですが、事件が起こるとまず中村が越智を引きずり回し、聞き込み調査をして、岸が越智にヒントを出して事件を解明させ、「犯人は貴方だ!」の探偵役を越智にやらせます。
なんだか落語の修業というよりは、探偵の修行をしているみたいです。


落語に興味があるけど、なんとなく敷居が高い。という方には気軽に読めるので、ピッタリかもしれません。
斯く言う私も「円紫さんと私シリーズ」で興味が出て、国立演芸場に見に行ったものの「名人、そば食べるの上手だなぁ」という感想しか持てなかった人間なので、こちらの「落語を楽しむのは、要は慣れだ」というお言葉を頼みに、まずはテレビで落語に親しんでみようかと思っています。


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